21世紀型の中小企業とは、単純に競合を蹴散らし、ひたすら売上拡大を目指しているだけではダメです。社員の幸福を通じてより顧客を幸せにする商品開発やサービスを提供することによって、より高い付加価値をつけることです。
従来の成長市場を目指した成長戦略は、ほとんど意味をなさなくなってきました。市場は飽和状態で、生き残りをかけた戦いが行われています。そんな状況で中小企業だからという甘えは通用しません。社員が一丸になってといわれても、ビジョンがなければ何をやっていいのかわかりません。そこで大切なのが経営戦略です。しっかりとした経営戦略を立てることによって、進むべき方向性を社員に伝えるべきです。
社員にも人生の充実という指針があります。それにかなった会社の目指す志、ビジョンを示す必要があります。社員が企業を選ぶ時代です。魅力のない会社は取り残されます。